疑似宇宙環境における基本的生命現象の可視化- 公募研究 2018-2019

  1. A01 小椋
  2. A01 高橋(秀)
  3. A01 高橋(智)
  4. A01 道上
  5. A01 檜井
  6. A01 湊元
  7. A01 二川
  8. A01 茶谷
  9. A01 川上
  10. A01 秋山
  11. A01 冨田
  1. A02 篠原
  2. A02 三枝
  3. A02 前川
  4. A02 安部
  5. A02 大神
  6. A02 河野
  7. A02 高野
  1. A03 鈴木
  2. A03 中村
  3. A03 原田
  4. A03 小林
  5. A03 宮本
  6. A03 舟山
  7. A03 柿沼
  1. B01 ラザルス
  2. B01 加藤
  3. B01 國枝
  4. B01 北宅
  5. B01 沢野
研究課題名 疑似宇宙環境における基本的生命現象の可視化
研究代表者
阪上-沢野 朝子
連携研究者
  • 吉田 崇将
    東洋大学 理工学部・助教

「宇宙に生きる」事象において、細胞の増殖、分化、移動などはどのような時空間パターンで起こるのか?  計画班で開始している試みに便乗し、蛍光プローブ発現細胞や動物(マウス・ゼブラフィッシュ)を地球・宇宙環境実験に応用するべく連携を図る。大きく異なる環境で蛍光プローブが提供する情報を収集することで、宇宙規模で基本的生命現象の理解が収束するのを狙う。

平成28年度公募参画から引き続き、我々が開発した細胞周期可視化プローブ:Fucci (Cell 2008, Mol. Cell 2017)のノウハウを生かし、様々な生命基本現象を可視化する蛍光プローブの開発を行う。エピジェネティクス(DNAメチル化)プローブはほぼ完成段階にあり、プローブを発現する細胞や動物の作製が進行中である。また、酸化ストレスプローブ、オートファジープローブ、炎症プローブ、代謝プローブ、カルシウムプローブなどは、理研・細胞機能探索技術研究チーム(宮脇敦史チームリーダー)で作製されたものを導入、本領域内への提案を続ける。

本領域で理解をめざす3つの要素のうちのふたつ「無重力」「宇宙環境リスク」について実験の提案を行う。疑似微小重力環境下で生命現象の進行を理解・議論することを目的に、「モバイル蛍光顕微鏡」を完成させる。また、宇宙放射線被曝擬似実験等により、細胞が受けるダメージについて、上述プローブをもちいて解析する。さらに、蛍光プローブ発現マウスをストレス環境実験に処することで、局所的なエピジェネティクス変化や、幹細胞の維持状態の変化などの解析が期待されることより、ISS(国際宇宙ステーション)実験へと提案を行っていく。

本研究で得られる知見を元に、基本的生命現象に関して仮説を立てる。それらを検証するために、ISS実験の公募プロジェクトへの参加を検討する。